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地芝居とは、地元の素人役者によって演じられる地域に根付いた歌舞伎、文楽、能狂言、獅子芝居の
総称です。現在、岐阜県では全国でも有数の40を超える地芝居団体が活動しており、毎年県内各地で
定期公演が開催されています。
また、県内には歴史ある芝居小屋や舞台が数多く現存しており、中には築100年を超える芝居小屋
もあります。
ぎふ清流座では、岐阜県が誇る地芝居を広く発信する拠点として県内の地芝居団体による公演を毎年
開催しています。
岐阜県で大切に受け継がれてきた地芝居の魅力をぜひご堪能下さい。
2025年開催日 | 公演予定 |
---|---|
7月26日 |
ぎふ清流座 能楽公演
|
10月中旬(予定) |
地芝居公演 |
10月中旬(予定) |
地芝居公演 |
※最新情報は随時更新します。
※日程等は変更となる場合がございます。
地芝居公演の模様は、ぎふ清流文化プラザの公式Youtubeにてお楽しみいただけます。
また、ぎふ清流座公演の当日は、こちらのYoutubeチャンネルにてライブ配信も行っております。
是非ご覧ください。
●Youtubeチャンネルはこちら↓
「ぎふ清流文化プラザ公式Youtubeチャンネル(外部サイト) <外部リンク>」
《地芝居札の楽しみ方》
1.「地芝居印帳」を公演会場で貰う
2.県内で行われる地芝居公演で「地芝居札」を貰う
3.地芝居札を地芝居印帳に綴り集めて楽しむ
県内各地の公演情報は、下記よりご確認いただけます。
●地芝居大国ぎふWebミュージアム
https://jishibai.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>
江戸時代から庶民の娯楽として、県内各地で盛んに演じられるようになりました。
プロの歌舞伎とは異なり、男役を女性が、女役を男性が演じることもあります。また
おひねりを客席から投げることができ、役者と観客が一体になって芝居を盛り上げる
ことも醍醐味の一つです。
耳で聞く語り物語音楽の「浄瑠璃」と目で見て楽しむ「人形」という歴史的には全く別々に
発展してきたものが江戸時代より少し前に結びついて成立した芸能です。
県内では、東濃、岐阜、西濃地域で活動している団体があります。
歌舞伎や文楽で行われる演目を、獅子舞を使って演じるもので、発祥の地は三河だと
言われています。美濃・飛騨地方には江戸末期から明治にかけて伝わり、当時は芝居が
制限されていたこともあって獅子芝居とは呼ばず、単に「獅子舞」と呼ばれ演じられて
いました。
本巣市の能郷白山神社の祭礼に奉納される能狂言は、猿楽能と呼ばれる古いスタイルを伝える
狂言だと言われています。東海地方では最古となる1598(慶長3)年の狂言本の写本が伝わり
猿楽衆と呼ばれる16戸の家が世襲で代々能狂言を継承してきました。
現在も能郷の能・狂言保存会として活動を続けいています。
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